2015年3月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:3087ページ
ナイス数:47ナイス

習慣の力 The Power of Habit習慣の力 The Power of Habit感想
病院の話やイギリスの地下鉄のことは、習慣という言葉が適切なのか疑問に感じた。
あと、買わせる技術の内容に関しても。
付録が一番良かった。
習慣が核となるのは、
きっかけ→ルーチン→報酬→きっかけ
の繰り返しで、悪い習慣は、欲求(報酬)を見極め、その引き金となるきっかけ、ルーチン(行動)を一つ一つ見極めることが重要とのこと。
私にも悪い習慣があり、それを何としたいとかんがえているので、やってみようと思う。
意志力は、鍛えられるとのことだが、もともとあまりない方なので、頭で考えずに習慣的に行動していきたいな。
読了日:3月30日 著者:チャールズ・デュヒッグ
アポロンの嘲笑アポロンの嘲笑感想
邦彦には気の毒なぐらい次々と不幸が。小さな幸せだけ。
邦彦が超人的で、少し無理があるように感じたけど、地震のことや原発のことを後に伝えるには、いい作品。
読了日:3月23日 著者:中山七里
ラスト・ワルツラスト・ワルツ感想
今までのシリーズとは違うパターンの話。こういう感じの方が好き。
ベルリン大会以前は、オリンピックがアマチュアスポーツの祭典で、小さなイベントだったとは知らなかった。ナチスの宣伝の使い方はすごいし、怖い。
読了日:3月22日 著者:柳広司
アイ・コレクター (ハヤカワ・ミステリ 1858)アイ・コレクター (ハヤカワ・ミステリ 1858)感想
文章が読みにくくて、苦手やな〜と思いつつ読み進めていくと、ガツンとやられた。もう一度読み直し。 たまたま相棒13の最終回を見た直後に読み終わったので、精神的にきつかった。 次回作にもツォルバッハとアリーナが出るみたいなことが書いてたけど、これをどう踏まえるのだろうか。他の作品も読んでみよう。
読了日:3月20日 著者:セバスチャン・フィツェック
鏡は横にひび割れて (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-19))鏡は横にひび割れて (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-19))感想
いつの時代も年を取った人は新しいものや変化に拒否するものだなぁと。
動機に本気でびっくりした。伏線の張り方が上手い。読んでる最中に引っ掛かったところがあったんやけど、そこがトリック?で、そういうことか!!ってなって嬉しかった。
読了日:3月17日 著者:アガサ・クリスティー
私の財産告白私の財産告白感想
「私の体験社会学」の部の方が納得できる部分が多かった。
老人の自慢話ではなく、しっかり自分を見つめ反省をしていることに好感を持った。
時代が違うと言えば違うが、財産の作り方や人の使い方など、後々役に立ちそうな話ばかり。
解説にもあった通り、約65年も前の本が役に立ちそうだと思えるのは、当たり前のことを書いているから。でも、それを実行するのは極めて難しい。失敗から教訓を得て、正しく努力していきたい。
読了日:3月11日 著者:本多静六
郵便配達は二度ベルを鳴らす (新潮文庫)郵便配達は二度ベルを鳴らす (新潮文庫)感想
題名が有名で、映画化もされてるから、ずっと気になってた。
もっと主人公たちは、知的な人間で完全犯罪を成し遂げると思い込んでいたので、期待はずれ。
ただ、訳者のあとがきにある「二度」がライトモチーフになっているというのを知ると、なるほど!って感じ。
読了日:3月5日 著者:ジェームズ・M.ケイン
支配者 下 チューダー王朝弁護士シャードレイク (集英社文庫)支配者 下 チューダー王朝弁護士シャードレイク (集英社文庫)感想
シャードレイクが身に覚えのない容疑で痛い目に遭って、気の毒すぎる!
大主教もシャードレイクのことを最後まで信じて!って腹が立った。
本当に拷問は恐ろしい。
でも、自分の信念を貫くシャードレイクは、格好いい。
史実との絡ませ方が本当に上手。第四作も出て欲しいなぁ。
読了日:3月1日 著者:C.J.サンソム
支配者 上 チューダー王朝弁護士シャードレイク (集英社文庫)支配者 上 チューダー王朝弁護士シャードレイク (集英社文庫)感想
前作でクロムウェルが処刑されて、その後。前作からの裁判でリッチと揉め続けてるし、南部の人に反感を持っている土地での仕事を大主教から依頼されるし、
国王の巡幸もあるし、問題が山積。先が気になる。
読了日:3月1日 著者:C.J.サンソム

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