2015年4月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:4150ページ
ナイス数:114ナイス

暮しの手帖日記暮しの手帖日記感想
暮しの手帖の編集長を退任した松浦さん。丁寧に暮しの手帖を作っていたことが伝わってきた。毎日、丁寧に過ごせるように頑張ろうって思えた。
それにしても、これを読む限り次の職場のクックパッドで魅力を生かせるとは思えへんかったんやけどなぁ…これからクックパッドの変化に期待。
読了日:4月29日 著者:松浦弥太郎
鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐感想
みんなの思惑が交錯しあって、結構ややこしかった。
地図があれば、もう少し分かりやすかったのかなって思ったり。
かなりの場面で泣いてしまったけど、ヴァンの最後の思いを読むと涙がとまらない。
魅力的な人物が沢山出てきてて、本当に一作ではもったいないと思った。

読了日:4月28日 著者:上橋菜穂子
鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐感想
色々な人間や民族が出てきて、混乱。
季節の移ろいが丁寧に描かれていて、冬支度をする場面にわくわく。
読了日:4月26日 著者:上橋菜穂子
ふしぎな国道 (講談社現代新書)ふしぎな国道 (講談社現代新書)感想
地理好きな主人のために図書館で借りた本。
色々な場所に行ってるから、知っている道も多かったけど、どこからどこに道が通じているとか考えたことがなかったなぁ。
本当にいろんな趣味の人がいるんやなって思った。
読了日:4月20日 著者:佐藤健太郎
月の森に、カミよ眠れ (偕成社文庫)月の森に、カミよ眠れ (偕成社文庫)感想
ふわふわと掴みどころがなく、蛇や鬼が出てきて禍々しく感じてしまう日本の伝説は苦手で。淡々と出来事が綴られていることも原因だったのかも。
この物語は、人間側から見たカミに対する畏怖や邪魔だと思っている様子も描かれていて、立体的に感じることができた。
とても悲しい物語ではあるけれど、カミと人間の関係を感じることができ、読んで良かった。
読了日:4月20日 著者:上橋菜穂子
ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)感想
太宰治の「晩年」が再び。読もうと思いつつも、まだ手を出せず。
「晩年」の謎は面白かったけど、主要な登場人物の過去に疑問を抱くのは内輪うけっぽく感じてしまって、あんまり面白くないなぁ。次回はこれが主なのかな…。
一人称で必要なことなのにちゃんと書いてないところがあって、そこも読者をわざと騙そうとしていて嫌だった。
読了日:4月20日 著者:三上延
叛徒叛徒感想
この前読んだ「闇に香る嘘」が良かったので、これも。
前作も中国が出て来たから、詳しい人なのかなって思ってたら、最後の文章で納得。効率良いなぁって思ってしまった。
私も通訳捜査官という職業は初めて知った。言葉が分からないことが悪用されるのは怖い。
話はうまく行きすぎかなって思いつつも、主人公のドキドキが伝わって来た。前作ともに疑心暗鬼の表現が上手い。
また本が出たら読もう。
読了日:4月13日 著者:下村敦史
猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち (講談社文庫)猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち (講談社文庫)感想
滑ってる笑いほど痛々しいものはないと実感。どこで笑えば…?
もしかしたら、ドラマで放送されたときは、面白かったのかも(と思いたい)
主人公もちっとも天才に見えず、彼女の正体以外は、先が読めすぎる。
シリーズ化されているみたいやけど、もう読むことはないだろう。
読了日:4月13日 著者:大山淳子
うわさとは何か - ネットで変容する「最も古いメディア」 (中公新書)うわさとは何か - ネットで変容する「最も古いメディア」 (中公新書)感想
ツィッターをするようになってから、人気ランキング?をよく見るようになった。
みんなにシェアされていても、デマも沢山ある。、東大の卒業式での学部長が言った通り、一次情報に当たることや少し考えてみることは簡単なのだから、自分一人で留めるにしても広げるにしても、面倒くさがらずにやっていきたい。
まず真偽のわからぬまま、うわさとして広がり、偽なら事後にデマになるということが興味深かったが、全体として色々手を広げてしまっているように感じ、読みにくい本だった。
読了日:4月9日 著者:松田美佐
金田一少年の事件簿〈3〉電脳山荘殺人事件金田一少年の事件簿〈3〉電脳山荘殺人事件感想
読者を騙すために書かれたという感じで、好みではなかった。
昔はインターネットをするに、時間当たりでお金を払っていたことを思い出した。使い放題が当然になって良かったなぁ。
読了日:4月5日 著者:天樹征丸,さとうふみや
紳士協定: 私のイギリス物語紳士協定: 私のイギリス物語感想
佐藤さんが外務省に入った後、イギリスに留学の頃の話。
頭が良くても大学に行かないと決めてしまったグレンを悲しく思った。
佐藤さんは、すごく魅力的な人間だと思うが、武藤氏の
「深い人間関係を作るのが上手だ。他人の心理を読むことがとてもうまい」
という言葉で納得。
佐藤さんの本を読むと、勉強をもっと頑張ろうと思えるのがとても良い。
読了日:4月5日 著者:佐藤優
まいまいつぶろまいまいつぶろ感想
パリに行った経緯が知っているのより柔らかい理由になっていて、変だなって思って読んでたんやけど、斎藤明美さんの解説で諒解。
それにしても載っている写真すべてが美しい。私生活での苦労なんて全然見えない。
読了日:4月3日 著者:高峰秀子

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