2014年10月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:4425ページ
ナイス数:25ナイス

(文庫)ゆっくり、つながる 手紙生活 (サンマーク文庫)(文庫)ゆっくり、つながる 手紙生活 (サンマーク文庫)感想
著者の手紙が好きな気持ちの伝わってくる、素敵な本だった。
可愛いアイディアもたくさん。
三省堂の「手紙の書き方辞典」の求愛状(!)の紹介やツッコミでニヤニヤ。
ちょうど書かないとって思っていたので、この勢いで書いてしまおう。
読了日:10月31日 著者:木下綾乃
幻肢幻肢感想
そういう意味の幻肢だったのかぁ。
脳の仕組みは苦手で、ついつい読み飛ばしてしまう…。
せっかく面白いのに、最近の作品は会話文が多くて、好みの文章じゃないことが残念。

読了日:10月29日 著者:島田荘司
メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書)メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書)感想
少し前の本。 取り上げられている科学(環境ホルモンや添加物、バイオ燃料ブーム)は、「ああ、そういえばあったね」って思い出す程度。 オーガニックや有機野菜など耳触りのいい言葉に、無条件で信じ切ってしまっていた。 私がメディアに踊らされている証拠だなぁ。 素人が実験を検証することは難しいので、作者の人みたいに科学的な根拠を挙げて、ニセ科学やナンチャッテ科学者を駆逐してもらえれば。 私ができるのは「メディアが取り上げてるから」「自分の都合に良いから」と、考えること調べることをやめないこと。
読了日:10月28日 著者:松永和紀
NISAにゅうもん ~5分でわかるもん 100万円を2倍にするもん~NISAにゅうもん ~5分でわかるもん 100万円を2倍にするもん~感想
NISAが何故できたのか、国の思惑まで書いてあり、分かりやすかった。
ただ繰越五年間のことが、よく分からなかったので、他の本で勉強しなければ。
後半の投資失敗談が他の本では、なかなか載っていないので、興味深かった。投資信託でも放ったらかしはあかんねんな!
読了日:10月25日 著者:山田真哉
祖父はアーモン・ゲート: ナチ強制収容所所長の孫祖父はアーモン・ゲート: ナチ強制収容所所長の孫感想
気にするべきところは違うと思うが、作者の文章の時系列が分かりにくいうえに、第三者の解説が入ってくるので、混乱。読みにくくて辛かった。 身内が悪いことをして庇いたくなる気持ちがよく分かる。被害者家族だけでなく、加害者の家族も傷つく。祖母の「悪いことをしたら、周囲が悲しむ」の言葉は正しかった。 今までナチの人たちは特別だったと思っていた。特別、残忍冷酷だと。でも彼らにも家族がおり、家族を慈しみ、私たちと大差ない人生を送ってきたことが分かった。私たちもいつ流されて同じことをするようになるのか分からない。
読了日:10月23日 著者:ジェニファーテーゲ,ニコラゼルマイヤー
インフェルノ (下) (海外文学)インフェルノ (下) (海外文学)感想
下巻のどんでん返しが面白かった。頭が良すぎると生きづらいなぁ。
現代のペストがエボラ出血熱でないことを祈る。
2015年の映画公開が楽しみ。
読了日:10月20日 著者:ダン・ブラウン
黒龍荘の惨劇黒龍荘の惨劇感想
凄惨な殺人事件にも関わらず、何だかその雰囲気が伝わって来ず。
手記というかたちのせい?…って思ってたんやけど、最後の方で(多分)理由が分かった。
現代にも似た事件が起こっているし、とても怖い。
それにしても月輪は名探偵じゃないなぁ。前作の「伊藤博文邸の怪事件」では、きちんと活躍しているのか気になるので、多分読むだろう。
読了日:10月16日 著者:岡田秀文
ペコさんの 暮らしを楽しむ、お掃除エッセンスペコさんの 暮らしを楽しむ、お掃除エッセンス感想
こういう本を読むと、掃除へのテンションが上がる。分割してすると楽っていうのは分かるんだけど、暑かったり寒かったりしてなかなか。とりあえず表を作りアクリルたわしを手に入れることから始めてみよう。
読了日:10月15日 著者:おそうじペコ
「時間どろぼう」を退治する方法「時間どろぼう」を退治する方法感想
私にとっての「時間どろぼう」を退治する方法は載ってなかった。面倒でダラダラしてしまう気持ちは、どうしたら退治できるのか…
読了日:10月15日 著者:齋藤勇
インフェルノ (上)  (海外文学)インフェルノ (上) (海外文学)感想
行ったことのあるところが沢山出てきて、とても面白い。
読了日:10月14日 著者:ダン・ブラウン
瓶の中瓶の中感想
古いカラー写真の褪せた色が素敵。
中国の俳優のアータンとの交友がとても良かった。後に彼が大変な奇禍に巻き込まれてしまうが、この時の親切を覚えていて、松山・高峰夫妻は、中国政府に圧力をかけたのかと。
この頃の中国の雰囲気を味わってみたかった。
ブロマイドに関する項では、出征する兵士を見送る場面がありありと浮かんできて、涙ぐんでしまった。
一本筋の通ったエッセイ集だと思った。
読了日:10月9日 著者:高峰秀子
科学的とはどういう意味か (幻冬舎新書)科学的とはどういう意味か (幻冬舎新書)感想
「感情的」なニュースに辟易している最中、この本を手にした。科学のことだけでなく、マスコミの流す情報に対する意見も書いてあり、同感だと思うことが多々。
「物語ではなく、情報や意見により耳を傾けるべきである」とのこと。小説が大半を占める私には耳が痛い。
鵜呑みにするのではなく、疑うことや厳密性の追求、白黒はっきりつけようとしないこと(しかも何となくで)。
今さら科学者になれる訳ではないが、少しでも科学的であるスタンスでいたい(生きにくそうだけど)

読了日:10月9日 著者:森博嗣
すてきなおばあさんのスタイルブックすてきなおばあさんのスタイルブック感想
おおらかになるという項目が耳が痛かった。
確かにせかせかキイキイしたおばあさんは、いけずに見える。
これから年をとっていく一方だから、表情や振る舞いに責任を持っていかないといけないな、と。
ヨーロッパのおばあさんをモデルにしてるみたいだけど、私も憧れる。
田村セツコさんが子供の頃に大好きだった、おちゃめなふたごの挿し絵を描いてらした方だとは知らなかった。
この本でも色合いが柔らかくて、素敵。
読了日:10月9日 著者:田村セツコ
QED ~flumen~ ホームズの真実 (講談社ノベルス)QED ~flumen~ ホームズの真実 (講談社ノベルス)感想
事件は、無理があるわ。
紫式部の名前については、前から疑問に思っていた(この説に賛成かどうかは、ともかく)
シャーロキアンの人の考えることは、よく分からない。。。
読了日:10月8日 著者:高田崇史
年収200万円からの投資生活宣言年収200万円からの投資生活宣言感想
初心者にも分かりやすく投資について書いてあった。
以前に他の投資についての本を読んだことがあったけど、一番良かったのが「あれこれ調べて時間を使うより思いきってやってみる!」って書いてあったこと。
確かに投資についていくつかの本を読んだけど、なかなか実行に移せず…。最低限の知識はあるんだから、もう始めても良いんかも!と思えたことがこの本の一番の収穫。
内容とは全然関係ないけど、この作者に子どもが6人もいることにびっくりした。
読了日:10月3日 著者:横山光昭
未亡人読本―いつか来る日のために (新潮文庫)未亡人読本―いつか来る日のために (新潮文庫)感想
ご本人にお会いしたことがあるが、本当にチャーミングで可愛らしくて素敵な方だったので、残して逝かないといけなかったご主人も、とても辛かったのではないかと思いつつ読んだ。
私自身、今は子どもがいないので、もし主人が亡くなったら同じことになる訳で。
結婚する前から、楽しいことや美味しいもの、大変なことを二人で分けあって来ているので、喪失感がものすごいと思う。
主人より先に逝きたいと思っていたが、手続きの煩雑さを知り(特殊な業界の方であるけど)事務能力ゼロの主人が右往左往するかと思うと、おちおち成仏できなさそう。
読了日:10月3日 著者:河治和香
半身 (創元推理文庫)半身 (創元推理文庫)感想
日記形式だけど主人公の心の描写が上手過ぎて、ねっとりとした感情が気持ち悪かった。もちろん同性愛云々ではなく。
せっかくのトリックも、集中できずに驚くところまでいかず。
読了日:10月1日 著者:サラウォーターズ

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