2015年10月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:3556ページ
ナイス数:39ナイス

見知らぬ遊戯―鑑定医シャルル (集英社文庫)見知らぬ遊戯―鑑定医シャルル (集英社文庫)感想
藤本ひとみさんの書くシャルルって、あのシャルルなんやろか。
子供だったので、しっかりと覚えてない。
案外あっさりとアニエスと恋人関係になったけど、その関係は続いていくのだろうか。
犯人は想像通り。アニエスのように何かがあったわけじゃないけど、犯罪は許せない気持ちが私も強い。

読了日:10月28日 著者:藤本ひとみ
水滸伝 6 風塵の章 (集英社文庫 き 3-49)水滸伝 6 風塵の章 (集英社文庫 き 3-49)感想
楊志がいなくなるとやっぱり寂しい。
宋江が大きな魚を釣ったと晁蓋に自慢の手紙を送ったというのが微笑ましくて面白かった。
解説の吉田伸子さんが北方水滸伝の良さを語ってくれている。「登場する男たちが惚れ惚れするほどカッコよかったから」
まさにその通り。
呉用宋江の身を心配しつつ次巻へ。

読了日:10月28日 著者:北方謙三
アルファベット・ハウス (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)アルファベット・ハウス (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)感想
第1部は汚いし残酷だし、読むのが辛かった。裏表紙のあらすじがなかったら、読み切れなかったかも。
第2部からも、ひどい暴力でどうなるのか先が気になるから、読み続けたけど苦痛だった。
恐怖にさらされて生きていくことが、心に いかに悪く作用するのか分かった。
ジェイムズとペトラが今後幸せになればいいけど。
読了日:10月23日 著者:ユッシ・エーズラ・オールスン
水滸伝 5 玄武の章 (集英社文庫 き 3-48)水滸伝 5 玄武の章 (集英社文庫 き 3-48)感想
宋江を助けるために、皆が力を合わせて戦った。林冲の登場がすごく格好良かった!
最初はもう少し人間臭かった気がするけど、魯智深が人間離れしてきている。
楊志の妻子に何かあったらめないかもって、前巻のときに思ったけど、まさか…。
涙なしには読めなかった。
読了日:10月15日 著者:北方謙三
代官山コールドケース代官山コールドケース感想
淡々と捜査をする水戸部と朝香が良かったけど、あまりにもプライベートが描かれないのが不自然な気も。
読了日:10月13日 著者:佐々木譲
内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力感想
ずっと学校生活で辛い思いをしてきたし、サッカーの試合で熱狂的になれないし、そんな自分に劣等感を抱いて生きてきたんやけど、この本を読んで納得。
でもこの本を読む人で、外向型の人は少ないだろう。そして、外向型は内向型のことを理解できずに「暗い・変な人」って目で見続けるんだろう。内向型に向いていることがあるとは書かれているけど、変われるなら変わりたいし、ニセ外向型にでも良いからなりたい。
納得はしたけど、絶望から抜け出すことはできないと思い知り、暗い気持ちになった。
読了日:10月7日 著者:スーザン・ケイン
道徳の時間道徳の時間感想
最後の最後まで、先が気になってページをめくる手が止まらなかった。
ただ、終盤で明かされる動機云々でがっかり。道徳の時間も…。
読みやすい文体ではあるので、次作も出たら読むつもり。
読了日:10月6日 著者:呉勝浩
水滸伝 4 道蛇の章 (集英社文庫 き 3-47)水滸伝 4 道蛇の章 (集英社文庫 き 3-47)感想
今まで順調だったのに、少しずつ綻びが。
楊志の妻子にも青蓮寺の魔の手が忍び寄ってきて、ハラハラした。悪いことが起こりそうで、次巻を読むのに気合がいるなぁ。
解説に楊令の今後が書かれていたので、 史実を知ってる人には楊令のことは常識なのかもしれないけど、できればネタバレありみたいな表記が欲しかった。

読了日:10月2日 著者:北方謙三
死のドレスを花婿に死のドレスを花婿に感想
「その女、アレックス」は、被害の描写が長くて読むのが辛かったけど、これはまだ少しマシ。
すべてがFになる」といい、ウェディングドレスって、場違いなところで見ると禍々しく思えるのは何でなんやろ。この作品のシーンを想像するとぞっとする。逃亡とか都合が良いと思う点もあったけど、第四部がハラハラして楽しめた。

読了日:10月1日 著者:ピエール・ルメートル

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