2015年9月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2732ページ
ナイス数:38ナイス

中の人などいない@NHK広報のツイートはなぜユルい?中の人などいない@NHK広報のツイートはなぜユルい?感想
中の人(はいないことになってるけど)の天然云々のくだりから、中の人も出てくる人たちも苦手…ってなって、ずっと気持ち悪かった。文体のせいなのかって思ってたけど、最後に「他の人は、実在する人をベースにして創った」とのことだった。エッセイなのか小説なのかノンフィクションなのか、はっきりしないとこにもモヤモヤ。企業のアカウントを運用するのに、参考になるのかも…?
読了日:9月29日 著者:NHK_PR1号
irodoriirodori感想
女子アナはあんまり好きじゃないけど、この人は可愛いだけじゃなくてしっかり者って感じで声も高すぎないので、局アナ時代から好きだった。こんなに可愛い人も努力しているのだから、私なんてもっと頑張らないと…って思えて読んで良かった。二人とも笑顔が好きなので、旦那さんとずっと幸せにいて欲しい。

読了日:9月25日 著者:高島彩
天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある感想
司法試験を受けるときに、幻聴が聞こえるぐらい努力。そんな風になるまで頑張ったことない…。「恋人は代替不能な存在ではないと思っています。」と言い切るのが気持ちいいわ〜。
元々作者が頭が良かったということもあったとは思うけど、「人生において持ち時間は有限です。何かに時間を割くことは、別のことに割けた時間を失うことを意味します。」が勉強以外にも通じると思った。よくよく考えてゲームとかしようと思った。

読了日:9月19日 著者:山口真由
百人一首 百うたがたり百人一首 百うたがたり感想
中学時代に百人一首を覚えさせられたが、意味も分からず苦痛だった。
この本は訳だけでなくて、その歌が生まれた背景が書かれていて、歌に親しみを感じることができた。風景を詠んだ歌は苦手だと思っていたが、しっかり思い浮かべることができた。
また色々な歌集から選ばれているということも興味深かった。

読了日:9月18日 著者:天野慶
水滸伝 3 輪舞の章 (集英社文庫)水滸伝 3 輪舞の章 (集英社文庫)感想
まだまだ準備段階という感じ。梁山泊が落ち着いたからか、林冲が出てこなくて、残念。王進は、ますます修行に励んでいるという感じ。
登場する数少ない女性がまた亡くなった。好ましく思っている楊志の妻と子に何かあったら、読めないかもしれない。

読了日:9月18日 著者:北方謙三
火曜クラブ (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-41 クリスティー短編集 6)火曜クラブ (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-41 クリスティー短編集 6)感想
火曜クラブの人たちが軽んじているお婆さんミスマープルがスルスルと謎を解いていく様が面白かった。
途中で舞台が移動し、そこに出てくるジェーンヘリアにイライラしたけど、実は…というのが事件(?)は、ともかく人間の多面性を現していると思った。
それにしても、ミスマープルは、いつも何を編んでいるのか…。
読了日:9月16日 著者:アガサ・クリスティー
殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件感想
こういう本を読むと、何が真実なのか分からなくなる。菅谷さんが無実を勝ち取ったことに、こんなに尽力した人がいたとは知らなかった。
「弱い者を狙う犯罪が許せない。弱者の尊厳を平気で奪う事件に我慢がならない」という文章には、本当に同感。
DNA鑑定は、完璧だと思っていた。
警察や検察は面子なんていうしょーもないものは、さっさと捨てて、本当の正義を貫いて欲しい!
読了日:9月11日 著者:清水潔
ベスト珍書 - このヘンな本がすごい! (中公新書ラクレ)ベスト珍書 - このヘンな本がすごい! (中公新書ラクレ)感想
2000年以降に刊行された本を「全点総ざらい」して、その中から変わった本をピックアップしたとのこと。その労力がすごい!しかし、コラムでフォローしたいアカウントを知ったぐらいで、残念ながら読みたいと思う本はなかった。
読了日:9月8日 著者:ハマザキカク
にんげんのおへそにんげんのおへそ感想
まだまだ読んでいない高峰さんのエッセイがあると思うと、嬉しくなる。
梅原龍三郎谷崎潤一郎への尊敬の念や映画の裏方さんに対する感謝の気持ちが丁寧に書かれていて、温かい気持ちになる。私は、養母の振る舞いに対しては嫌悪や怒りしか浮かんで来なかった。そんな養母に「あらゆる汚いものをたっぷり見物させてもらっている」と開きなおるしかなかったとのことだが、普通の人間には、そんなことできないだろう。養母の最期の最期は、親戚に面倒まで押し付けられたし。
高峰さんの胆力や精神力の凄まじさを改めて感じる本だった。
読了日:9月7日 著者:高峰秀子
凍氷 (集英社文庫)凍氷 (集英社文庫)感想
フィンランドが舞台のシリーズ二作目(一作目は未読)
地理が苦手なので、フィンランドがロシアと接していて、第二次世界大戦時には、ソ連共産主義に対抗するためにドイツと手を組んでいたとは、全く知らなかった。そして、ソ連に賠償金を払ったことも。
事件は多くの北欧のミステリと同じようにショッキング。私の読む日本のミステリとの大きな違い。解決は力任せやけど。
苦手な一人称だけど、抑えた筆致がまた寒さを醸し出している気がした。
読了日:9月3日 著者:ジェイムズ・トンプソン

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