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2015年8月の読書メーター
読んだ本の数：6冊
読んだページ数：2218ページ
ナイス数：65ナイス

水滸伝 2 替天の章 (集英社文庫)の感想
同志が梁山湖を奪おうと色々と企てる。
最後の方は計画が上手くいくのかハラハラドキドキで、のめり込み過ぎて電車を乗り過ごしそうになった。
宗江と林冲が会えて良かった！
それにしても、女性が次から次へと死んでいくなぁ…。
読了日：8月28日 著者：北方謙三
そして医師も死す (創元推理文庫)の感想
犯人が本当に最後までわからなかった。力技ではなく、スマートな謎解き。語り手のアランを信用できるのか分からず、先が気になって気になって。エンディングも良い。地味ではあるが、すごい好みの作品だった。
13冊しか書いていないが、大好きな作家。
読了日：8月25日 著者：D・M・ディヴァイン
黒い迷宮: ルーシー・ブラックマン事件15年目の真実の感想
父親が何回も記者会見をしていた事件としか記憶していなかったし、周りの人は事件を覚えてもいなかった。風化って怖い。
イギリスの新聞の東京支局長が海外の読者に向けて、日本の水商売や日本人男性の心理などを分かりやすく解説していて、日本人の私でもなるほどと感じた。
被害者の家族が詐欺に引っかかっても、それすら救いのように感じるぐらいの心境というのは、想像を絶する。
読了日：8月22日 著者：リチャードロイドパリー
田園発 港行き自転車 (下)の感想
久しぶりの宮本輝。
読んだ後、気分が明るくなる感じが好き。表紙も素敵だった。
ただ、会話なのに要約されているのが何度も出てきて、気になった。あと書かれている人物紹介は少ないけど、登場人物は沢山で、どういう関係だったのか分からなくなってしまった。
悪人はほとんど出ず、あまりにもいい人ばかりで、少し物足りなく感じた。

読了日：8月8日 著者：宮本輝
田園発 港行き自転車 (上)
読了日：8月5日 著者：宮本輝
高峰秀子の引き出しの感想
もう亡くなって随分たつから、新しい本が出ても、同じ話ばかり。
でも、今回のは見たことのない高峰さんの写真や現在の玄関の様子が載っていて嬉しかった。

読了日：8月4日 著者：斎藤明美

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