2015年1月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2749ページ
ナイス数:46ナイス

エルサレムから来た悪魔 下 (創元推理文庫)エルサレムから来た悪魔 下 (創元推理文庫)感想
残酷なことが沢山起こったけれど、史実を巧みに盛り込んでいて、とても面白かった。
「昆虫の羽音」と表現されたところは、普通の人たちの行為なので、本当に恐ろしかった。
世界史の授業で習ったけど、いまいち分からなかった教会と王との関係も明快に。教会関係者を王が好き勝手に罰することはできなかったんやね。
読了日:1月31日 著者:アリアナ・フランクリン
エルサレムから来た悪魔 上 (創元推理文庫)エルサレムから来た悪魔 上 (創元推理文庫)感想
ユダヤ人がひどく差別されていて、心が痛む。
衝撃的なところで上巻が終わった!急いで続きを読もう。
読了日:1月29日 著者:アリアナ・フランクリン
エウレカの確率 経済学捜査員 伏見真守エウレカの確率 経済学捜査員 伏見真守感想
読みやすいし、行動的分析を用いて、犯人を推理するというのが面白かった。
なるべく、理論的にいたいと考えているけど、バイヤスはしっかりかかってるかも。
犯人の犯行動機は、とってつけた感も。
読了日:1月27日 著者:石川智健
出版禁止出版禁止感想
ルポの筆者と映像作家の心中については、同じ想像。
最後の部分が分からないところが。また調べてみよう…って思って調べたら、色々深読みのできる本だったのね。初めて知った人間には、さらっと流してしまう。
正直、そこまで魅力的な本とも思わなかったし、アナグラム
ただ気になるのが「セカイ」とカタカナ表記していること。何か意味があるんだろうか?
読了日:1月23日 著者:長江俊和
鍵孔のない扉―鬼貫警部事件簿 (光文社文庫)鍵孔のない扉―鬼貫警部事件簿 (光文社文庫)感想
少しずつ崩されていくアリバイトリックは、解説の北村薫が書く通り、「整理の快感」そのもの。今では使えないトリックもあったけど、面白かった!
読了日:1月22日 著者:鮎川哲也
儒教とは何か (中公新書)儒教とは何か (中公新書)感想
儒教の本ではあったが、日本の独特の仏教について知ることができた。仏教と儒教が混合していたのだ。
儒教の「人工・人為」を重視し、人間の手が加わった人工・人為的世界がすぐれたもの」と考えることは、私の考え方に近い。自分が儒教的な考えを持っているとは思いもしなかった。
ただ、やっぱり儒教が宗教という意見には、違和感を持った。宗教でもなく道徳観でもなく、気がつかないぐらい私たちに浸透している考え方だと思った。
読了日:1月20日 著者:加地伸行
ジャッカルの日 (角川文庫)ジャッカルの日 (角川文庫)感想
初めの方にドゴールが暗殺されたのではないと書いてあって、ジャッカルの計画がうまくいかないと分かっているのに、ジャッカルの逃げ方や計画をどのように遂行するのか、
ルベル警視のジャッカルの追い詰め方にハラハラドキドキ。
最後が少し不満やけど、史実を巧みに混ぜだ物語で、楽しめた。
読了日:1月19日 著者:フレデリック・フォーサイス
怪しい店怪しい店感想
好きなシリーズ。有栖川と火村の掛け合いが面白い。五編収録。
最後の「怪しい店」の事件にはいる前の何の業種か分からないお店についての文章が面白かった。実体験だろうか?
潮騒理髪店に載ってる、理髪店が舞台の小説は、いくつか読んでみたい。
読了日:1月16日 著者:有栖川有栖

読書メーター