2014年12月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2955ページ
ナイス数:35ナイス

闇に香る嘘闇に香る嘘感想
聴覚障害者の人が主人公で、お兄さんが中国残留孤児という設定。
ミステリとしても面白かったけど、視覚障害を持つ人や中国残留孤児の苦労がよく分かる良い本だった。
読了日:12月29日 著者:下村敦史
ら抜きの殺意ら抜きの殺意感想
登場人物と一緒にどの言葉遣いが正しいのか、混乱した。
はやりの言葉を文章にして本にすると、痛いな…。
読了日:12月27日 著者:永井愛
ゴースト・スナイパーゴースト・スナイパー感想
相変わらず面白い。
FBI捜査官のデルレイがあんまり出なくて残念。
訳者のあとがきにあるディーヴァーの来日アテンド記と初来日記念講演録をネットで探して読んだ。
ライムも海外旅行に行けるようになったんやから、日本にも来てくれたら嬉しいなぁ。
読了日:12月26日 著者:ジェフリーディーヴァー
ナイト&シャドウナイト&シャドウ感想
シークレットサービスの成り立ちを知らなかったので、とても面白かった。
財務省傘下だったのか〜(時代設定が古いので。今は国土安全保障省
後半がちょっとしつこかった。
でも、また首藤が活躍するのが読みたいな。
読了日:12月16日 著者:柳広司
校閲ガール校閲ガール感想
出版社で希望していない部署に配属されるのは、「プリティが多すぎる」と同じ。でも、こっちの主人公は仕事に対して前向きで、校閲の仕事を馬鹿にしたりしないので、気持ちが良い。
続編が出たら良いのになぁ。
読了日:12月11日 著者:宮木あや子
宗教からよむ「アメリカ」 (講談社選書メチエ)宗教からよむ「アメリカ」 (講談社選書メチエ)感想
とても興味深い本だった。
アメリカ大統領が政治的最高権力者と同時に精神的指導者という立場でもあるということは、全く思いもよらなかったが、TVでアメリカ大統領選の活動に国民が熱狂してるシーンが放送されるのはそういうことかと納得。
アメリカの政教分離が「政治と宗教の分離」ではなく「教会と国家の分離」である点にも注目。アメリカは私が思っている以上に宗教的な国であることが分かった。
読了日:12月10日 著者:森孝一
人それを情死と呼ぶ 鬼貫警部事件簿―鮎川哲也コレクション (光文社文庫)人それを情死と呼ぶ 鬼貫警部事件簿―鮎川哲也コレクション (光文社文庫)感想
良い意味の昭和の小説。
文章も重厚であるけれど、古臭くない。
アリバイ工作に無理があると思うけど、どう崩すのかワクワクした。
読了日:12月10日 著者:鮎川哲也
眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎感想
イタリアの眠れない一族からBSEの話まで。プリオン病の恐ろしさ。
日本人の多くがBSEに感染しやすいホモ接合体とは知らなかった。
BSEの際、巨額の費用がかかることや楽観視により対策が遅れたが、事実を知っているイギリスやアメリカの役人は、自分達の健康が気にならなかったのだろうか。不思議。
読了日:12月9日 著者:ダニエルT.マックス
パインズ -美しい地獄- (ハヤカワ文庫NV)パインズ -美しい地獄- (ハヤカワ文庫NV)感想
あらすじに惹かれて読んだけど、失敗。
先は確かに気にはなるけど、苦手なジャンルだった。
主人公が驚異的な体力と気力の持ち主すぎて「これぞアメリカの小説!」って感じ。
読了日:12月5日 著者:ブレイククラウチ

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